いつの時代もコーヒーは、人々の心を癒し、世界を潤してきました。コーヒーブレイクと呼ばれる穏やかな時間は、ときに物質的な豊かさとは違う、 精神的な豊かさについて考えるきっかけを私たちに与えてくれます。また、コーヒーは人と人をつなぎ、コミュニケーションを円滑にするだけではなく、日常に休息を与えてくれることで、新しいアイデアを授けてくれることもあります。 環境問題によって、物質的な豊かさを享受する世界の限界を知り、コロナ禍によって、働き方や生活様式が変容した現在。そんな今だからこそ、これからの多様な社会のあり方や豊かさについて、多くの人と思索する時間を共有し、語り合うことが大切だと「小川珈琲」は考えています。

「DRIP OF HOPE コーヒーと考える未来。」は、そんな思いからスタートした連続トークイベント。ホストを務めるのは、「OGAWA COFFEE LABORATORY」のエグゼクティブプロデューサーで、小川珈琲株式会社 常務取締役/Ogawa Coffee USA, Inc.代表取締役兼CEOを務める宇田吉範。毎回、多彩なゲストをお迎えし、オンラインを通じてその模様を発信しています。

 

こちらはその記念すべき第1回のアーカイブ。テーマは、『コーヒーと「場所」』。「OGAWA COFFEE LABORATORY」のクリエイティブディレクションを手掛けた南 貴之さんと、空間デザインを担当した建築デザイナーの関 祐介さんを迎え、これからのリアルショップの意味と価値について話し合いました。